メニューをスキップして記事へ


ここから記事

東京大学「法と社会と人権ゼミ」の皆さんと交流

  • 2011年6月28日(火) 23:08 JST

6月27日(月)夜、自由と生存の家B102に、東京大学「法と社会と人権ゼミ」の6人のゼミ生の方が来訪されました。同ゼミでは、湯浅誠さんや稲葉剛さんの話も聞かれており、ワーキングプアやハウジングプアについて調べておられるそうです。
菊地がスライドで自由と生存の家についての説明を行い、その後質疑を行いました。参加は、菊地、江部、大槻、栄の4名でした。

韓国西部非正規労働センターの方と交流しました

  • 2011年5月 5日(木) 21:26 JST

5月2日、自由と生存のメーデー2011 に参加のため来日された、韓国西部非正規労働センターのイリュさんと家のメンバーなどが交流しました。井島さんがつくったすき焼き(“今半”風!?)を皆でおいしくいただき、韓国の非正規労働者の状況や非正規センターの運動の様子をお聞きしました。


今年も野菜市で餅つき(動画)

  • 2010年12月27日(月) 00:06 JST

野菜市の様子はこんな感じ ↓ ↓

韓国・分かち合いの家の方々と交流

  • 2010年11月18日(木) 12:30 JST


2010年11月15日(月)14:00~、韓国・分かち合いの家(ナヌムの家)の方々が自由と生存の家を訪問され、交流しました。

「分かち合いの家」は1980年代に韓国の聖公会(大韓・聖公会)の神父が設立した団体で、88年のソウルオリンピックによる都市部の再開発による立退き対象地域などで活動してきました。

大韓聖公会・分かち合いの家について (香山洋人さんのホームページ

現在は、貧困者の支援に加えて、青少年や高齢者・成人の支援などさまざまな分野で活動し、全国9か所に広がっているそうです。

今回訪問されたのは、活動歴5年程度の中堅スタッフのみなさんで、韓国でも翻訳されている素人の乱の松本哉さんの本を読んで、楽しく活動している様子に共感して、日本に来ることにしたそうです。

お互いの活動を説明したのち、家を見学してもら行って、質疑などを行いました。

その後、皆で近所のスーパーに買い出しに行き、鍋を作って一緒に食べました。済州島出身の方が地元の民謡を歌ってくれたのですが、日本側からは返歌ができなくて残念。韓国での再会を約して別れましたました。

その他の写真はこちら ↓ ↓



(菊地)

家と仕事を取り戻そう――自由と生存の家住宅確保と仕事づくり

  • 2010年5月31日(月) 22:46 JST

5月30日(日)18:30~21:00、総評会館201号室にて、『家と仕事を取り戻そう――「自由と生存の家」住宅確保と仕事づくり』が開催さ れました。このイベントは、自由と生存の家の2軒目をつくるための支援を呼びかけるために行ったものです。当日は日曜の夜にもかかわらず、70人の方が参加して下さいました。

集会では、まず主催者と して自由と生存の家実行委員会の大平から、1軒目設立の経緯と現状、そして今後に向けての課題の報告があり、住まいの確保だけにとどまらない仕事おこしと して、住人やボランティアによる「自由と生存の野菜市」の取り組み(毎月第4日曜)が紹介されました。続いて、野菜市実行委員会のメンバーがアピール。

シ ンポジウムでは、まず、先日内閣府参与に戻られた湯浅誠さんが、近年の日本の社会保障の状況を傘に例えて分析。国や企業の傘がしぼむ中で雨にぬれる人がま すます増える状況が語られました。そして、社会の様々な制度の死角に入ってしまっている人については、「人に張り付いて」支援する「パーソナル・サポー ト」の必要性が述べられました。また、日本の公的な住宅政策がハコモノ中心であるのに対し、ヨーロッパ等で行われている家賃補助制度の充実が課題とされま した。

続いて、アジア・アフリカ・中南米を中心に、貧困者のコミュニティにおける居住環境の改善や自立支援の活動を長年行ってきた イエスズ会司祭のホルヘ・アンソレーナさんより、スライドを使いながら、バングラデシュやインド、フィリピン、韓国などで貧困者自身が立ち上がり、政府を 動かして住宅を勝ち取ってきた経験を、ご自身の友人の活動家を紹介しながらお話しいただきました。

最後に、一人でも入れる地域労 組・東京ユニオンの委員長・渡辺秀雄さんより、ご自身の長い組合活動の経験から、労働者が仕事と職場を守る闘いの中で、自主管理・自主営業の闘争を行って きたこと。また、京品ホテルの閉鎖・全員解雇にこうする闘いと、その状況の中で、法的にもまたそれ以外の部分でも、労働者がさまざまな手段で働く場を確保 していくことの重要性をお話しいただきました。

一見するとバラバラなテーマのお3方のお話でしたが、自由と生存の家の今後を考える 上で、どれも大変参考になる話ばかりで、2軒目に向け意義のあるイベントになったのではないかと思います。

ご参加いただいたみなさ ま、カンパをいただいたみなさま。サポーターズクラブに申し込んでいただいたみなさま、本当にありがとうございました。これからもよろしくお願いいたしま す。

当日の写真↓

【大盛況】開設1周年シンポ「安心して暮らせる住まいとは?」

  • 2010年4月18日(日) 21:56 JST

4月16日18時30分より、開設1周年・第2号建設に向けて 安心して暮らせる住まいとは?/住居確保の取組みと働く場確保の取組みから考える」が開催され、約60人の方にご参加いただきました。

当日の様子

NPO自立生活サポートセンターもやいの稲葉さんは、貧困層の居住問題全体について説明。最近のネットカフェからの排除や追い出し屋の問題などに触れ「排除にあらがう人々のネットワークと自由と生存の家のような居住権を奪い返す運動の両方が必要」と述べました。また、政権交代以降「住宅手当」などの施策は拡充しているが、住宅手当は対象者32万人のうち2万人しか利用しておらず、住宅手当が受給できてもアパートを見つけられる人は56%にとどまっていると説明。「お金だけではなく(居住に関する)条件を変えなければ」と話しました。

企業組合あうんの中村さんは、「居住の問題と非正規問題はリンクしている」とし、「昔(戦前)から、非正規(下層)労働者は、居住権を奪われ、失業と同時に路上に出るということが繰り返されている。被差別部落も同じ。居住と権利の両方を奪われ、社会的偏見のもと暮らす。何ひとつ変わっていない。」と現代の非正規労働の若者の問題とつながっていることを指摘されました。
また、いろいろな人の声を集めて国に対しても居住の権利を掲げていくこと、そして、さまざまな運動体がつながって、居住に関する草の根の共同基金をつくり、自由と生存の家のような取り組みを広げていくことについて提起がありました。その他、自分たちで出資し、便利屋事業などをおこし、生存の基盤を確保している運動についても説明をいただきました。

自由と生存の家実行委員会の大平さんは、自由と生存の家の設立の経緯を説明し、約半年にわたる改修工事の苦労とそこから得た反省や教訓、第2号に向けた取り組みなどを話されました。また、現在の自由と生存の家の運営状況や、新たに取り組みを始めた「自由と生存の野菜市」の活動などを紹介しました。

その後、会場からの質疑を行い、盛況のうちに終了しました。

会場カンパは約3万円でした。ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました。

NO-VOX国際連帯フォーラムの方々と交流

  • 2010年3月 4日(木) 11:50 JST

NO-VOXとの交流会
3月3日夕方、[NO-VOX]国際連帯フォーラムのみなさんが、自由と生存の家を訪問され、短時間ですが交流することができました。
「NO-VOXとは、自らを「声なき者」「持たざる者」と自己規定した者たちによる運動の国際的なネットワークです。2003年、世界社会フォーラム(WSF)でのひとつのミーティングとして行われた「声なき者たちの第一回世界会議」を契機に呼びかけられました。NO-VOX Webサイト

今回は、フランスのDAL(住宅への権利運動)、APEIS(失業者に対する雇用と情報と連帯のためのアソシエーション)、カナダのFRAPRU(都市開発民衆行動戦線)、韓国の全国貧民連合から計6名。日本のメンバーも含め15,6人がインディユニオンの部屋で交流しました。

菊地から自由と生存の家の設立と現状について説明し、日本の賃貸住宅事情などについていろいろ質問を受けました。フランスは少し前まで家賃の上限が法律で決められていた、今は上限は撤廃されているが、それでも社会的な規制は強そう。カナダの住宅協同組合の人のの取り組みはとても興味深いので、情報を後でいただくことにしました。

その後、新宿区の戸塚区民センターに移動してディスカッション。韓国のロッテワールドの敷地で、フォーラム参加者のキムさんが関わる屋台が今日明日にも強制立ち退きを迫られているとの情報が伝わり、対応などが話し合われました。

成田で味噌作りをしました

  • 2010年2月14日(日) 21:56 JST

野菜市でお世話になっている成田の「東峰べじたぶるん」さんで味噌作りをしました。

東峰べじたぶるんでの味噌作り1

東峰べじたぶるんでの味噌作り2

東峰べじたぶるんでの味噌作り4

東峰べじたぶるんでの味噌作り5

【無事終了】第3回自由と生存の野菜市

  • 2010年1月25日(月) 10:58 JST

自由と生存の野菜市(第3回)、1月24日(月)に無事行われました。寒い中、準備・販売・イベントを担当した皆さん。ご苦労様でした。

反省会&次回に向けた実行委員会は2月8日(月)19時~、自由と生存の家で行いますので、よろしく願いします。

 

当日写真はこちら↓↓↓

 

全文表示

「希望を持ち働ける仕事とは?」 自由と生存の家シンポ&納涼ビール会

  • 2009年9月29日(火) 13:37 JST

ワーキングプアでも安定して生きていく条件を自らの力でつくろうと始まった「自由と生存の家」(四谷三丁目)プロジェクト。現在は、全16室のうち15室に入居者があり(1室は10月から)、8月からは入居者による自治会も始まりました。

入居者の顔ぶれはさまざまですが、失業している人たち人の悩みは就職問題です。失業率は全国平均で5.7%(7月)となり、一定の年齢以上になると、自立して生活できるだけの仕事を見つけるのは大変困難となっています。

入居者(団体)のひとつであるフリーランスの組合「インディユニオン」とも相談の上、、既存の会社に雇われるだけでなく自分たちで仕事をつくるという選択肢を考えてみようと、シンポジウムを開くことになりました。

9月28日、午後6時半からのシンポには、会場のインディユニオンからあふれる30名が参加。島清人さん(自由と生存の家住人)、向笠眞弘さん(インディユニオン委員長)、中村光男さん(企業組合あうん)、五石敬路さん((財)東京市政調査会)からそれぞれご発言をいただきました。

どのシンポジストの発言も参考になり、特に6年前に山谷で仕事を立ち上げ30人が働く「あうん」の経験に励まされ、「仕事と住まい」をセットにした運動を広げていこうと思った一夜でした。

自由と生存の家での仕事づくりの第一歩として、11月8日(日)に「自由と生存の野菜市」を開催します。みなさん、ぜひお越しください。(フリーター全般労組メールマガジンより)

当日の様子(メディアギャラリー)


【自由と生存の家実行委員会】菊地 謙
e-mail:freeter.jutaku@gmail.com


ここからフッタ